本田由紀や苅谷剛彦の教育社会学から始まり、メリトクラシー批判と社会階層論への関心を確立。同時に質的調査や統計分析の方法論を学び、社会学的想像力の基礎を構築。この時期に読んだ教育格差や能力主義批判の視点は、後の読書全体を貫く一貫した問題意識となっている。
教育社会学の基盤の上に、ジェンダー論とクィア理論を本格的に学習開始。フェミニズムの歴史から現代のLGBT問題まで幅広くカバーし、理論的理解を深化。同時に家族社会学や恋愛社会学にも関心を拡げ、親密圏の政治性への理解を深める。この時期の学習が後の実践的関心(同性婚、夫婦別姓など)の理論的基盤となる。
社会学的知識を基盤に、法哲学と政治理論への本格的な関心を展開。ハート対ドゥオーキン論争から始まり、正義論、民主主義論、立憲主義まで幅広く学習。同時にオリンピック研究などの現代的課題にも取り組み、理論と現実の架橋を模索。この時期に獲得した制度論的視点が、後の同性婚や結婚制度への関心につながる。
理論的学習から、より当事者性を重視した読書へと転換。パレスチナ問題、障害者差別、性暴力など具体的な社会問題への関心を深め、岡真理の「語ることの暴力」概念に強く影響を受ける。同時に自身の男性性やマジョリティ性への反省的視点を深化。心理学的知見も取り入れ、個人レベルでの実践的変化も模索。
これまでの学習成果を統合し、学問的知識を現実の社会変革にどう活用するかを模索する段階。プロダクトマネジメントの仕事と社会学的思考の統合、調査倫理と実践の関係、政治参加のあり方など、より具体的な実践論への関心を深める。理論的学習は継続しつつ、それを現実社会での行動にどう結びつけるかが中心的関心となっている。
円サイズ=蓄積量、線=同じ本で共起した関係、色=ピーク年(青い=古くから、橙い=最近)
全311冊
| タイトル | 著者 | 分野 | 読了年 ↓ | ページ |
|---|---|---|---|---|
| 日本の人種主義 : トランスナショナルな視点からの入門書 | 河合優子 | 社会学・文化人類学 | 2026 | 256 |
| イスラエル | 臼杵陽 | 政治学・法学 | 2026 | 256 |
| 進学校の進路選択とジェンダー | 打越文弥、本田由紀編著 | 社会学・文化人類学 | 2026 | 200 |
| ベネズエラー溶解する民主主義、破綻する経済 | 坂口安紀 | 政治学・法学 | 2026 | 304 |
| リベラルとは何か | 田中拓道 | 政治学・法学 | 2025 | 240 |
| 「ありのまま」の身体 | 藤嶋陽子 | 社会学・文化人類学 | 2025 | 208 |
| 女性議員は「変な女」なのか | 野田聖子、辻元清美 | 政治学・法学 | 2025 | 224 |
| はじめての東南アジア政治 | 増原綾子ほか | 政治学・法学 | 2025 | 324 |
| いちばんやさしいアロマンティックやアセクシュアルのこと | 三宅大二郎ほか | ジェンダー・セクシュアリティ研究 | 2025 | 216 |
| ネット右翼になった父 | 鈴木大介 | 社会学・文化人類学 | 2025 | 248 |
日本の人種主義 : トランスナショナルな視点からの入門書
イスラエル
進学校の進路選択とジェンダー
ベネズエラー溶解する民主主義、破綻する経済
リベラルとは何か
「ありのまま」の身体
女性議員は「変な女」なのか
はじめての東南アジア政治
いちばんやさしいアロマンティックやアセクシュアルのこと
ネット右翼になった父